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姉妹都市

姉妹都市交流の目的

姉妹都市とは、国や地域が異なる都市同士が、文化、経済、教育、スポーツ、技術などさまざまな分野で交流し、相互理解や友好関係を深めるために結ばれる提携関係のことを指します。
国際的視野を持つ青少年の育成、地域の振興や活性化、国際社会の平和と繁栄への貢献を目的としています。

京丹波町の姉妹都市

京丹波町は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の
ホークスベリー市と姉妹都市盟約を結んでいます。

京丹波町は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のホークスベリー市と姉妹都市盟約を結んでいます。

ホークスベリー市

オーストラリア、ニューサウスウェールズ州の地方自治体で、シドニー中心業務地区の北西約50キロメートル (31マイル)、グレーターシドニー地域の北および北西端に位置しています。ホークスベリーの市名は市内を流れるホークスベリー川にちなんで名付けられました。ホークスベリー市の主な地方都市はウィンザー、リッチモンド、ピットタウンです。面積は2,793㎢で、京丹波町の面積303.09㎢の9倍以上という広さです。

ホークスベリー市との交流のきっかけ

1979年、本町にワイナリーを創業された企業の当時の社長と旧丹波町長のご子息が、海外のワイナリーを視察に訪れた際、とりわけ本町の風土に似たホークスベリー市との継続的な交流ができたらという願いから始まりました。

ホークスベリー市の歴史・人口

1789年にヨーロッパ人によって発見されたホークベリーの地域は、オーストラリアの中でももっとも初期の植民地の一つであり、当時の建物も多く残っていることから、オーストラリア植民地の歴史の「タイムカプセル」ともいわれています。
人口は、64,592人(2016年国勢調査)で、0歳から14歳の子どもの割合は19.9%、65歳以上の高齢者の割合は14.4%、平均年齢値は38歳、と比較的若い世代構成となっており、今でも市の人口は増え続けています。

ホークスベリー市の気候・風土・産業

四季がありますが、日本とは逆で夏は12月から2月、冬は6月から8月です。真夏の気温は40度越えの猛暑日があり、冬は比較的穏やかですが、真冬には5度を下回る日もあります。
ホークスベリー市には、市の名前の由来ともなったホークスベリー川が流れており、美しい渓谷に沿って歴史的な建物が立ち並ぶ街並みが見られます。また、丘陵地帯や肥沃な土地から生じる高品質のリンゴやオレンジ、はちみつ、野菜、チーズ、ワインなどの農産物が、地元の屋台で販売されるほか、隣接するシドニー市場にも送られ、この地域は植民地時代からシドニーの「フードバスケット」とも呼ばれています。
その一方で、シドニーの都市化が進むにつれ、様々な民族が生活する住居エリアも広がってきています。

姉妹都市交流のあゆみ

昭和60年(1985年) 8月
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州政府法務大臣夫妻、日本駐在代表ら8人が来町、国際交流を求めていた丹波町と具体的協議に入る

昭和63年(1988年) 6月
NSW(ニューサウスウェールズ州)ホークスベリー市長、同市姉妹都市協会会長が来町、丹波町と友好交流宣言文を交換、姉妹都市交流を盟約

平成元年(1989年) 4月,7月
第1期交換留学開始

平成2年(1990年) 7月
『丹波町国際交流協会』設立、ホークスベリー市長夫妻設立総会に出席

平成3年(1991年) 3月
第1回姉妹都市交流使節団がホークスベリー市を訪問

平成3年(1991年) 10月
ホークスベリー市使節団『グリーンリーブス』来町

平成11年(1999年) 4月
姉妹都市交流10周年記念ホークスベリー市使節団が来町

平成12年(2000年) 2月
姉妹都市交流10周年記念使節団がホークスベリー市を訪問

平成12年(2000年) 6月
『丹波フレンドパーク』 ホークスベリー市より来賓を迎え、曽根にオープン

平成18年(2006年) 4月
『京丹波町国際交流協会』設立

平成19年(2007年) 2月
合併後初の第1回姉妹都市交流使節団がホークスベリー市を訪問
京丹波町長とホークスベリー市長による姉妹都市盟約の締結

平成20年(2008年) 4月
新姉妹都市協会長夫妻と理事の3名来町、5日間滞在

平成20年(2008年) 6月
留学事業20周年記念パーティの開催

平成21年(2010年) 10月
姉妹都市交流使節団派遣 ホークスベリー市200周年記念事業に参加

平成21年(2010年) 11月
『京丹波フレンドパーク』除幕式(蒲生へ移設)、京丹波町内での国民文化祭事業に合わせ来町したホークスベリー市使節団8名が除幕式に参加

平成29年(2017年) 12月
新庁舎建設のため『京丹波フレンドパーク』を閉鎖

平成30年(2018年) 7月,9月
第30期交換留学

平成30年(2018年) 10月
姉妹都市交流30周年記念式典及びイベントの開催

令和2年(2020年) 7月
コロナウイルス感染拡大による留学事業中止のため、姉妹都市学生向けオンライン事業を開始

令和4年(2022年) 6月
姉妹都市との交換留学等の交流事業を通じ、地域における国際社会への理解醸成や支援拡充に貢献したことに対し、「京都府地域自治功労者表彰」が与えられる

令和5年(2023年) 12月
姉妹都市記念碑の再設置・除幕式の開催

令和6年(2024年) 7月,9月
コロナ後、4年ぶりに交換留学事業を再開

姉妹都市交換留学プログラム

相互理解と友好関係を深めること、国際理解を深め、異なる文化を理解して共生できる青少年を育成することを目的に、毎年、姉妹都市との交換留学プログラムを行っています。
ホークスベリー市は、アメリカ・テンプル市とも姉妹都市盟約を結んでおり、アメリカからの交換留学生が同時期に本交換留学プログラムに参加するため、本プログラム参加者はオーストラリアの文化を体験するとともにアメリカ留学生とも交流する機会があります。
交換留学を通して育まれた友好関係が、長く続いている人もいます。ぜひ、このプログラムに参加して、オーストラリアで一生の友人を作ってください。

交換留学生の派遣

派遣期間夏休み中の4週間(7月下旬から8月下旬)
募集人数5名
応募資格・京丹波町在住もしくは須知高校在籍の現在中学1年生から高校2年生までの学生
・応募に際し、保護者の同意と学校長の推薦が得られる方
・渡航まで毎月行われる留学準備会に欠かさず参加できる方
・同年秋に来日する姉妹都市留学生のホストファミリーを4週間受けることのできるご家庭の方
・京丹波町国際交流協会に加入いただける方
留学費用航空運賃代、海外保険料の実費(約250,000円程度)
※現地での滞在費用はかかりません
(航空運賃、燃料価格の変動により金額が変更される場合があります。)
滞在内容ホストファミリーとの生活
現地の学校への通学
ホークスベリー市、シドニー観光
キャンベラ研修旅行など

※交換留学プログラムは、ホストファミリーの存在があって実施・継続できている事業です。
そのため、互いのホストファミリーになることは必須条件となっていますので、ご理解をお願いいたします。
ご家族の方が必ずしも英語が堪能である必要はありません。異文化に触れ、交流を深めることを交換留学生を含めたご家族全員で楽しんでください。

交換留学生の受け入れ

毎年、9月中旬から10月中旬までの4週間、姉妹都市留学生が京丹波町に来町し、ホストファミリーと共に生活しながら、地元の学校への通学や観光、日常の体験などを通して、日本文化を学びます。
ホストファミリーになりたい方を別途募集することもあります。

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