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外国人支援

災害時外国人支援の目的

被災した外国人が言語や文化の壁、状況の理解不足などによって孤立したり、支援を受けられなくなったりすることなく、外国人を含むすべての被災者が安心感を得られる支援をおこなうことを目的としています。そのために、以下の5つの体制を京丹波町と共に整えていきます。

purpose01

情報提供

言語の壁を越えて、災害に関する正確な情報を提供する。避難所や支援の場所、災害の影響範囲などの情報を外国人にも理解できるように伝える。

purpose02

避難・救助活動の
支援

外国人が避難所や支援活動にアクセスできるように、必要なサポートを提供すること。例えば、通訳の手配や、外国人特有のニーズに対応した支援を行う。

purpose03

生活支援

食料、医療、衣類、住居など、災害後の基本的な生活支援を行うこと。

purpose04

文化的配慮

異なる文化背景を持つ外国人は災害時に特別な配慮を必要とすることがあるため、宗教的な配慮や食事の選択肢を提供できるようにする。

purpose05

精神的支援

災害による精神的なストレスや不安を軽減するために、母語での相談などのサポートを行う。

取り組み

町との協働で以下の項目を整え、外国人も言葉の壁や文化の壁を越えて安心して避難できる環境を整えることに取り組んでいます。

attempt01

多言語情報の提供

防災情報の多言語化: 地震、台風、津波などの災害時に、外国人が理解できる言語で情報を提供。

attempt02

外国人向け
防災訓練

  • 日常における備えや避難所の使い方、緊急時の行動などを外国人が日本人と共に学べる機会を提供。
  • 難しい言葉を避け、「やさしい日本語」で防災を伝える。

attempt03

外国人住民と
日本人住民とをつなげる

災害時に互いに助け合えるよう、日ごろから互いに顔見知りになってつながるための交流イベントなどの実施。

attempt04

避難所での対応

  • 外国人受け入れマニュアルの整備: 文化/宗教/食事の違いを考慮した支援。
  • ピクトグラム(絵文字)の活用: 言葉が通じなくても直感的に理解できるよう工夫。

attempt05

SNS・インターネットを活用した支援

  • ホームページでの多言語発信。
  • InstagtramやFacebook等のSNSで災害情報を発信。

防災情報

日ごろから、地震・台風・大雨・大雪に備えが必要です。
災害はいつどこで起きるか分かりません。日常生活のなかでしっかり備えておくことで落ち着いて行動できるようになります。

【屋内にいる場合】

①身を守る
丈夫な机やテーブルの下に入り、頭と体を守る。
頭をクッションやバッグなどで保護する。
窓ガラスや照明器具、棚から離れる。
スリッパや靴を履く。

②火の元を確認
ガスやコンロを使用中なら、揺れが収まった後に火を消す。
無理に消そうとせず、まずは身の安全を優先する。

③避難経路を確保
ドアや窓を開けて出口を確保する(特にマンションやビル内)
エレベーターは絶対に使わない。

【屋外にいる場合】

①建物から離れる
ビルの壁やガラス、看板、自動販売機の近くから離れる。

②広い場所へ移動
安全な経路を使って、公園や広場など、安全な場所に移動する。

【車を運転中の場合】

①ゆっくり停車
ハザードランプをつけ、周囲を確認しながら徐々に停車する。
道路の真ん中ではなく、できるだけ路肩に寄せる。

②車を置いて避難する場合
エンジンを切り、キーをつけたままドアをロックせずに離れる。
貴重品を持って、徒歩で避難する。

【揺れが収まったら】

①正確な情報を確認
テレビ・ラジオ・スマホで地震情報を収集する。
デマに惑わされず、公式の情報源を活用する(気象庁、自治体など)

②避難が必要な場合
津波や火災の危険がある場合は、速やかに避難。
避難時は最低限の荷物(非常用持ち出し袋)だけを持つ。
家族や知人と連絡を取る(災害用伝言ダイヤル「171」などを活用)

【備えておくべきこと】

①非常用持ち出し袋の準備
飲料水、食料、懐中電灯、モバイルバッテリー、救急セット、ヘルメットなどを用意。

②家族との連絡方法を決めておく
集合場所や安否確認の方法を事前に話し合う。

京丹波町防災ハザードマップ

ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。
居住の地域の災害リスクや避難方法を確認するために使用します。

防災ハザードマップについて
この冊子には、大雨による河川氾濫などにより洪水が発生した場合の浸水想定区域、土砂災害警戒区域などの危険個所と、避難所などの防災に関する情報を掲載しています。
日ごろから危険な場所を把握しておきましょう。
危険が迫ったときの避難方法、避難経路、避難場所を考えておきましょう。
自ら判断できるよう、防災に関する知識を身につけましょう。
『京丹波町防災ハザードマップ』を見る

※ハザードマップ*で自分の家がどこにあるか確認し、印をつけてみましょう。
ハザードマップは、浸水や土砂災害が発生するおそれの高い区域を着色した地図です。着色されていないところでも災害が起こる可能性があります。
家がある場所に色が塗られていますか?
色が塗られていなくても、周りと比べて低い土地や崖のそばなどにお住いの方は、京丹波町からの避難情報を参考に必要に応じて避難してください。

災害情報

防災に関する最新情報を確認してください。

防災に関する最新情報を
確認してください。

・防災気象情報 多言語辞書データ 14言語(気象庁)
日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語、ベトナム語、タガログ語、タイ語、
ネパール語、クメール語、ミャンマー語、モンゴル語
https://www.jma.go.jp/jma/kokusai/multi.html

・多言語辞書データ
http://www.data.jma.go.jp/developer/multilingual.html

・外国のことばによる災害情報 (NHK WORLD-JAPAN)
https://www.nhk.or.jp/nhkworld-blog/

・緊急地震速報の多言語辞書(気象庁・内閣府・観光庁)
英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語、やさしい日本語
http://www.jma.go.jp/jma/press/1510/29a/tagengo20151029_dictionary.pdf

・辞書が掲載されているページ
http://www.jma.go.jp/jma/press/1510/29a/tagengo20151029.html

・避難所で使う多言語指さしボード(自治体国際化協会)
http://www.clair.or.jp/j/multiculture/tagengo/yubisashi.html

・災害時の多言語支援(自治体国際化協会)
・災害時の多言語支援のための手引き
・災害時多言語情報作成ツール
・多言語災害情報文例集等

http://www.clair.or.jp/j/multiculture/tagengo/saigai.html

・多言語防災ビデオ「地震!その時どうする?」12言語 (【公財】仙台観光国際協会)
http://int.sentia-sendai.jp/j/life/bousai.html

生活相談

対象者

生活の中で困っていること、役場での手続きなどなんでも相談してください。相談員が、アドバイスや情報の提供を行います。
外国人と関係のある日本人の方のご相談にも対応します。

相談方法

相談は「やさしい日本語」で行います。
翻訳機を使って自分の言葉での相談もできます。
まずは、メール(kyotamba.iea@gmail.com)かお問い合わせフォームから相談の予約してください。

その他のSNSはこちらから!

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